ルリタテハ

今日も35度を超える猛暑日だったが5時過ぎからの雷鳴と風を伴った驟雨があり随分としのぎやすくなった。
この通り雨が来るほんの少し前、花を落としたオニユリルリタテハが来ているのを見つけた。
今年初めて見るルリタテハだったので急いで撮りに出た。
庭の片隅にあるホトトギスユリ科)に産卵に来ているルリタテハは何度も見たことがあるが、オニユリで産卵行動をしているのを見るのは初めてだった。

何度も何度も卵を産み付けているようだった。

昨年はルリタテハの幼虫の飼育と羽化の様子を撮ったが今年もやってみよう。

ルリタテハは私の好きな蝶の一つなのだ。
それというのも早春の雑木林を歩いている時などにこの蝶を見かけたりすると何処かホッとすることがあるからだ。
2年前だった、雑木林の中にある椎茸作りの原木の上の陽溜りでルリタテハを見つけた時は、腰を下ろしてかなり長い間眺めていた。
ルリタテハに春が来たように老兵にも春が来てくれた、そんな思いだったのだ。
越冬の為に羽はかなり傷んでいたが早春の記録として撮っておいた。

ホトトギスオニユリの上で産み付けられた卵を探してみよう。