セスジスズメの幼虫

朝7時の散歩だったが陽射しは肌に痛い感じだ。日陰から日陰へ、日陰を選んで歩く。
そんな日陰の道で道を横断中のスズメガの仲間セスジスズメを見つける。

乾ききった道の半ばまでやって来ているのだ。
コイツは何処から来て何処へ行こうとしているのだろうか。
いつもだったら書斎の飼育箱に来てもらうのだが今回はそのままにしておいた。

よく見るとお尻の辺りが傷ついていて、幼虫が持っている先端が白い尾角が見当たらない。

このセスジスズメの幼虫は物凄い食欲を持っており、作物(サトイモ、サツマイモ等)の葉を食い荒らす害虫だ。数日で畑が全滅させられることもあると言われるほどの嫌われもの。
見つけ次第踏み潰せと言われている。

ITOUさんの菜園にもAKIYAMAさんの菜園にも、サトイモが植わっている。
セスジスズメの幼虫を探してみよう。
成虫は初夏から秋にかけて発生を繰り返すようだからその姿も見られるかもしれない。
成虫の写真はまだ持っていないのだ。

サトイモと言えば、サトイモの葉の上の雫を集めて墨をすり、恋文だったか和歌だったかをしたためたという物語があったように思うが思い出せずにいる。