セスジスズメの若齢幼虫

今朝は階段の石垣に這うツタの若葉を囓っているセスジスズメの若齢幼虫を見つけた。

2・3日前から階段のタイルの上に小さな糞が幾つも落ちていたので、何かの幼虫がいると思い丹念に探したが見付けられずにいたのだ。
この幼虫も若齢の時は可愛いが大きな終齢幼虫になると両脇腹にある目玉模様が蛇眼という感じで何かしら気味悪さを覚える。

3日前に見付けていたトビイロトラガの幼虫は蔦の葉の上から姿を消している、目立ちやすい場所にいたから鳥の餌食になったのだろうか。


今夏は暑さに負け虫撮り出掛ける回数が昨年に比べて随分少なくなっている。
虫撮りの回数が減った分、読書の量はこれまでになく増えた。
宮城谷昌光さんの作品のうち手付かずだったものを図書館から借り出したのだ。
 太公望 樂毅 王家の風日 華栄の丘 史記の風景
これまで眼にしたこともない難解な言葉が頻発するので、新漢語林(電子辞書・CASIO)を手元においての読書だったが、現役時代のスピードで読み進められた。
ただ、眼精疲労は予期していた以上にひどかった。

宮城谷昌光さんの作品はひとまず中断する。
読書中に気になっていた古代殷王朝のことや甲骨文字のことを調べなおそうと思い、白川静さんの「甲骨文の世界」ほか2冊を借りてきた。


虫撮りや鳥撮りに出掛けられる日が来るまではボケ防止の為にも読書に専念しよう。

今日は終日風もあり過ごしやすい一日だった、好日としよう。