ドロバチの仲間と竹筒トラップ

4月上旬並の陽気だ、沈丁花の蕾も大きくなり始めている。
好天に恵まれるのも明日くらいまでで週末にはまた寒気がやって来るという。
沈丁花の花が開くまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。

雑木林に潜り込ん時、篠竹が刈り倒されているのを見つけ、ふとドロバチの仲間が竹筒に育房を造ることを思い出した。
オオフタオビドロバチ、ミカドドロバチなどのドロバチの仲間やオオハキリバチは、竹筒や柱の穴などに幼虫を育てる為の青虫などを運びいれて卵を産み付けるのだ。
もう随分昔だが仰木の里の農小屋の軒下でこの竹筒トラップを見たことがある。

ドロバチの仲間の獲物の運び込みや営巣の仕方を観察するために、竹筒トラップを造ることにした。


何個か作って庭のあちこちに置いてみよう。
それにITOUさんにもお願いして菜園の片隅にも置かさせてもらおう。

産室の中の様子を見るためには透明なアクリルパイプも必要だ。
真夏の太陽からの熱を避けるために屋根も造らなくてはならない。
産室を造るために適した竹筒の内径や竹筒の奥行の長さも調べなければならない。
調べることはたくさん在りそうだ。
いろんな事を考えるだけで楽しくなっている、少年の頃のように。