虫撮りとジャム作り

近くの溜池へトンボ撮りに行く予定だったが、今朝も寝過ごしてしまった。
6時には一度目覚めたのだが、あまりにも爽やかな朝だったのでもう一眠りと寝てしまった。
「撮影行は早朝から」と妙な取り決めを自分に課しているから、10時近くなっては出るに出られないでいる。
余程のことがない限りこの呪縛は解けない。
写真仲間との撮影会などで9時集合などと言われると困ってしまう。
だから大抵早く家を出て、集合場所へ行くまでに一仕事済ませねばならない事になる。

トンボ撮りを諦めて読書とジャム作りにかかる。

ジャム作り用にと昨日イチジクを買っておいたのだ。
イチジク、砂糖、蜂蜜、白ワイン、レモン汁と水。
自分好みのレシピで美味いイチジクジャムを作りたい、そんな思いで手間暇かけたが、出来上がりに満足できないでいる。好みの風味や口当たりがないのだ。

イチジクそのものに問題があったのだ。
産地や種類の違うイチジクが幾つか売られていたが、ジャム用だからと十分に吟味もせずに買ったのが失敗の元だった。糖度が低い、果肉が薄い、種があまりにも少ない、イチジク固有の香りも殆ど無い、これでは幾ら手間隙かけても美味いジャムが出来るわけがない。

カミサンがスーパーで買い物をする時、果物や野菜を買う時、殊に桃を買う時には慎重に選んでいるし顔を近づけて桃の香りを確かめている、そんな主婦の知恵を学ばなければならない。

美味いジャムが食いたい。
乾燥イチジクを明治屋三条店で探してみるか、これなら美味いジャムが作れるかもしれない。

不満足なジャム作りを終えてから、ITO昆虫園に行く。




気晴らしには虫撮りが一番だ。