伐られたイチジクの木

午後2時過ぎ通り雨が去った後、Aさんの菜園へ行く。
テッポウムシに食害され枯れてしまったイチジクの木が根元から伐りとられていた。

伐り倒されたこの木は未だ若い木だった、それだけに樹内を食害されると傷みに耐えられなかったのだろうか。
伐り倒された木に顔を近づけてみる、乾ききった木口だったが微かにイチジクの木の甘い香りが嗅ぎ取れ、ふと、この木を燻製用のチップにしてみたらと思った。

情報システム関係の仕事をしていた頃知り合ったOさんは、趣味の一つが燻製作りだったことを思い出す、桜のチップで燻したというチーズや貝柱など頂戴したこともあった。
学生時代キリマンジャロに登ったというOさんだが、Oさんもお歳だ、この暑さの中元気で過ごしているだろうか。

菜園の草叢で、ツバメシジミとキリギリスを撮る。