アゲハの飛翔

今日は通り雨が何度もあった。
雨が過ぎると決まって蝉の声が大きくなり、クサキリだろうかジィッ.........という鳴き声やカナカナという甲高い鳴き声がする。昆虫写真を撮り初めてからずいぶん長い月日が立っているのに
未だに鳴き声の主を聞き分けられずにいる。

通り雨の後にやって来たアゲハを撮る


庭のノウゼンカズラが咲き終わったので、蝶の来るのはこのオニユリ一本になった。
これも後2・3日で終わりだろうか、飛翔体撮りの練習場所を探さなくてはならない。
白ゆりが蕾を大きくし始めた、このユリにも蝶やイチモンジセセリが来てくれるといいんだが。

写真雑誌「CAPA」8月号の特集で、アキアカネカップルが飛翔している写真を見た。
「おおっ、凄いな」の一言だ。
連結して飛ぶトンボの両方にビシッとピントがきていて、素晴らしいとしか言いようがない。
トンボの田中と言われるだけあって田中博さんのトンボはいつ見ても感心させられる。

ビシッとピントのきた飛翔体の写真を撮りたい、そんな思いでいっぱいだ。

「極北の動物誌」が終わったので、星野道夫の「森と氷河と鯨」を読み始める。
挿入されている沢山のアラスカの写真が楽しみだ、中でもクイーンシャーロット島に残されたハイダ族のトーテムポールの朽ち果ててゆく箇所を何度も見ている。