朝焼け

早朝4時半に起き出し書斎のカーテンを開けると、真っ赤な空と琵琶湖が眼に飛び込んでくる。
急いで窓際に三脚を据えカメラをセットする。
レンズを付け替えたり、レリーズを付けたり、ホワイトバランスやISOの調整に少しもたついている。作業を終え、眼をあげると朝焼け空は最初に眼にした時の色調から変化している。

太陽が昇るに連れ空も湖面も刻々と変化してゆく。

「書斎から」というフォルダーには朝焼けのカットがいろいろファイルされているが、今朝の朝焼けも素晴らしい一つだ。
「朝焼けは雨の前兆、夕焼けは晴れの前兆」という諺があるが正解のようだ。

「明朝は朝焼けがあります」こんな予報とか前兆の気象条件が判れば、格好の場所で写真が撮れるのに、そんなことを想像している。

Web上で見る朝焼けの素晴らしい写真も偶然にもその場にゆき当った幸運が全てだろうか、それとも長年のカンや知識があって朝焼けを狙って目的地へ出掛けるのだろうか、そんな事が知りたい。

素晴らしい朝焼けの写真を撮っている人は、偶然に朝焼けに出会ったという僥倖だけでなくそれなりの努力をしているんだろうな。

諺どおり本格的な雨になる。台風6号は明日にも近畿直撃だろうか。
19日は伏見稲荷の宵宮(万灯会)を撮りに行く予定だったのに、残念だ。

雨の中買い物に出たスーパーセンターで写真仲間のNagaiさんに出会う。