アオスジアゲハの飛翔

深草キャンパス紫光館の正面玄関前には楠の大木が、7本植栽されている。
4階のエレベーターホールの窓際に立ってみると、目の高さと同じ位置に楠の樹冠がくる。
その頂上部分の風に揺れる青葉に2頭のアオスジアゲハがやってきた。
風が吹く度に青葉は揺れ動き、風の吹き加減によっては葉裏を見せて大きく波打つ、アオスジアゲハはまるでサーフィンでもしているかのようにその上を飛び回っている。

授業の始まるギリギリの時間までアオスジアゲハの飛翔を見ていた。
ガラス窓越しに狙ってみたがコンデジでは思うようには撮れないが、記念の一枚のつもりで撮る。

今日で受講予定の前期の講座は全て終わりだ。
しばらくの間は此処へ来ることは無いだろう、下期の講座が始まって来た時、楠の樹冠に蝶の姿を見ることはもう無いだろう。見られるとすればトンボの類だろうか。

講座からの帰途祇園祭の山鉾を観にゆく。
日中の山鉾を人混みの中から狙うのは容易でないことを思いしらされる。
雑多なものが背景にあるいは近接で絡んできて、どう切り撮ればいいのか判らないだ。

これも場数を踏まなければ上手くはならないよと自分に言い聞かせている。
いつだったかカミサンに言われたことを思い出している「一に練習、二に練習、練習すれば上手くなる」

アゲハのサナギは10日目だというのに未だ羽化しない、明朝だろうか。