咳が止まらない

昨日は余程疲れていたのか、9時前に床に就く。
いつもだったら、講義の中での気になる事項をメモしておき、その日の内に調べ上げるのだが
そんな気力も体力も失くなっていた。
咳が酷いのだ。
教室でも我慢できずに咳込んでいたから顰蹙を買ったに違いない。
授業は「ギリシャ文化と仏教」の第4回目「ガンダーラの部派仏教」
面白かった。

講義を聞きながらよく思うことがある。
「理解」するという事とはどういゆうことだろうかと。
先生の発する言葉を受け取ったとき、その言葉が自分の中の語彙に上手く反応し、いわば自分の言葉に上手く変換出来たとき、「理解」出来たのだと。

上手く理解するためには、内容が複雑にまた難解になるに従って、語彙の豊富さとその言語が持つ背景(時には歴史や風土)を承知していることが必要だと思う。
「法」=ダルマ、「業」=カルマ・・・・etc。「カミ」「モノ」「タマ」・・・etc。
私の持っている理解の範囲を超えた言葉が最近とみに多くなっている。

明日からはこんな事は忘れて虫撮りに行こう。
そしてパンを焼こう。