猿が来た痕跡

秋の終わり頃から冬の間、住宅地に野猿が時折現れる。孤猿ということはめったに無く、大抵が5~6頭ほどのグループだ。若猿や子猿を交えた30頭近い大きな集団を見たことが一度だけある。食べ物がなくなった冬場に餌を求めてやって来るのだ。ヤツらが来ると時に大騒ぎになる。いつだったか、軒先に吊るしておいた干し柿を全て食べられたり、菜園のサツマイモが食い荒らされた事があり、猿にご用心という回覧板が回ってきたこともあった。

今朝、換気のために窓を開けていて庭先に猿が来た痕跡を見つけた。柚子の木に残っていた実が食われていた。

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カミサン曰く「あんな酸っぱいもの食べるなんて、余程お腹が空いていたんだろうか」

6年ほど前、朽木村の秋を撮りに行った時、たくさんの柿が食べられた痕を見たことがある。食べ残された柿の実は腐りかけたものや干からびたものもあったから、猿たちはここを食堂代わりにして何回もやって来たようだった。

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マキノや朽木の雑木林、海津大崎の桜道で野猿を撮っているが、遠出をしなくなっているこの頃だ、猿たちに出会うことももう無いのだ、寂しくなる。

今日の鳥撮りはスズメとジョウビタキ

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