鳥撮りというよりも湖岸を歩くことを目的にして和邇川河口の駐車スペースに車を停めた。今日は駐車している車は少なかったがその中に、遠方から来ている車がいるのを見て感心する。広島ナンバーのランドクルーザーだ。岐阜ナンバーの車もいた。
河口左岸の水際をゆっくり歩くチュウサギがいた。
時々立ち止まっては水面を覗き込むように頭を下げるのだ。そんな状態を繰り返しながらこちらに向かってくる。明らかに何かを狙っているようだと思い、連写モードにしてカメラを持ち直す。その直後にヤツは嘴を水中の草むらに突っ込んだ。
捕まえたのは尾びれ等の形からゴリ(トウヨシノボリ)だろうか。
サギたちが、アユ、ハス、オイカワなどを捕食しているシーンは何度も撮っているが、ゴリに似たこんな魚を捕食しているのを見たのは今回が初めてだった。ゴリの佃煮が喰いたくなっている。
チュウサギは獲物にありつけたが見ている限りアングラーに獲物はないようだ。広島ナンバーの人にヒットはあったんだろうか。
一脚に載せた重いヤツを持って往復3Kmほど歩いた。素晴らしい陽気、一汗かく。