ベニシジミの交尾

空き地の草叢でベニシジミの交尾体を三組も見た。

都市部でも草地の環境があれば普通に見られるシジミチョウだから、これからの時季には交尾体を見掛けることも珍しくないが、一つの草叢で同時に三組見たというのは初めての経験だ。
草地の一角にはベニシジミの食草スイバ(ギシギシ)の群落がみられる。
これが三組発生の要因の一つになっているのだろうか。

草地の斜面では、クマザサに巣をかけて隠れている緑色のクモを見付けた。
こんな状態のクモを見たのも初めてだ。

クモの糸の向うにいるためその姿をはっきりと確認は出来ないが、体の色、腹部の丸みなどから、サツマノミノダマシのようにも思えた。
クモの正体を確認するため巣から追いだそうとしてナイフの先で突っつく、すると巣から飛び出し草叢に落ちてしまう、正体は確認できずだ。

今日は初めての経験を二つもする。
本日好天。