雨上がりのフィールドで今日はキジの夫婦2組とまだ若いオス1羽を見掛けた。
若いオスは夫婦のキジに比べて相当に用心深いのだろうか、草叢から出ようとしないのだ。
それにメスにアピールするための母衣打ちも草叢に隠れた状態でやっている。
その点年季の入ったと思われるオスは堂々としていて、かなりの距離まで近づいても悠然とこちらを見ている、これも経験の差だろうか。
キジの夫婦をファインダー越しに眺めていて、キジの世界はかかぁ天下なんだろうかと、ふと思った。それと言うのも、エサ探しでも次の場所へ移動するときでも必ずメスがオスの前を行くのだ。
それとも、キジのメスは他のオスの縄張りにも出入りするという乱婚型とも言われるから、オスはいつもメスの後ろから浮気されないように見張っているのだろうか。