キジを追いかけて(3)

午前中2時間ほどキジ撮りに行く。
いつもの場所に車を停めるなりケーンケーンという甲高いキジの啼き声を聞く。
幸先の良い啼き声のお出迎えだ、双眼鏡をぴっぱり出して啼き声のした草叢を探す。

キジの個体識別は私には出来ないが、キジが縄張りを持っているとすれば、この草叢にはフィールドに居る3組のキジの夫婦のうちの1組がいるのだ。
先日もこの草叢を出て道路を横切り民家の庭に入っていったキジの夫婦を遠目にだが見ている。

今朝はオスが草叢の端っこに姿を見せてくれたがすぐに草叢に隠れてしまった。

重いヤツを抱えて再び姿を現すのを待つも、啼き声もせず姿も見せずだった。
諦めて次の場所へ、田植え機が行き交った所為で畦道は土塊が点々と残りとても歩き難い、そんな畦道を用心しながらそろりそろり歩く、まさに老いた弱法師に見えただろう。

2区画先の田圃で2羽目のキジを見付ける。


このテリトリーにもキジの夫婦がいるが姿を見せたのはオスだけだった。
キジの親子連れを期待しているが見られるだろうか、見たいものだ。