晩秋のモンキチョウ

陽溜まりでは僅かに暖かさを感じるが雲が流れ曇り始めると急に寒くなる、風も冷たい。
棚田の南西斜面でモンキチョウを見る。

ベニシジミも見掛けたが翅が酷く傷んだ個体だった。
明朝にかけて夜は相当冷え込むようだ、ベニシジミは明日もいのちをつないでいるだろうか。

この時季になると喪中のはがきを受け取るようになる。
一年のうちでも最も心落ち着かない日々なのだ。
そんな有り様が晩秋のモンキチョウや翅の傷んだベニシジミに重なり合ってくる。