雨の日呆け暮らし

雨の一日、半ば以上呆け暮らし。
読書もせず、カミサンが録画しておいてくれたビデオを見て過ごす。
一つは、北限に生きるニホンザルのある集団を24年間に渡って撮り続けたドキュメンタリー「ニホンザル 24年目の絆」・BSフジ。
青森県下北半島脇野沢の森に暮らすニホンザルの集団の暮らしぶりを春夏秋冬24年間追い続けた記録だ、2時間近く夢中で見入っていた。
もう一つはNHKスパープレゼンテーション「消えたミツバチの謎」、いろいろと考えさせられる内容だった。

 あめのはれまの枇杷をもいではたべ     山頭火
こんな句をふと思い浮かべていた。


梅雨空の晴れ間を狙って虫撮りを、そんなことも考えカメラ用の雨具も自分のポンチョも用意している。しかし今まで使ったことがないのだ。老躯にはますます縁遠くなりそうだ。

スイレンの葉の上で撥ねる雨や水しぶきとカエル、こんな写真も撮ってみたいものだ。
思いだけは募っているが体が動き出さないのだ、悲しくなる。