湖岸のヨシの茂みの中にメジロの小集団がいるのを見付ける。
ヨシの皮を突っいて中に潜んでいる虫を探しているようだった。
民家の庭先に入らせてもらえれば土塀越しに近くまで接近できるのだがそれもならず。
初めて撮るメジロ、アップで撮りたかったが600mmでは遠かった。
＊トリミング
長い間このメジロをその羽の色（鶯色）からウグイスとばかり思い込んでいた。
花札に描かれた梅に鶯も、うぐいす餅の色もこの黄緑色が使われている、そんなこともあってこの色の羽の鳥をウグイスだと思い込んでいたのだ。
本来のウグイスの羽の色は地味な灰がかった緑褐色、それに非常に臆病な性質から藪の中などで生息しており、ホーホケキョという鳴き声は聴けてもその姿を見ることは相当に難しいという。
思い返してみれば本物のウグイスを見たことがないのだ。
