トビの空中戦

和邇漁港の近くで8羽程のトビが舞っているのを見つけ、飛びもの撮りの練習にと車を停める。
トビの空中戦が撮れた。


トビのバトルは何度か行われたが思うようには撮らせてくれない。
中でも縺れあうようにして急降下する飛翔体が欲しかったが、鳥撮り初心者の老躯はその速さに合わせてレンズを振れないのだ。
手持ちでのSIGMA150-600mmは重すぎるようだ、次回からは少し軽いEF35-350mmも持参しなくては。

トビを撮った後、喜撰川の河口でヨシの茂みから飛び出したカワセミを見る。
カワセミは川の上を山手へ飛び去っていった。
カワセミが飛び出す前、足早に私を追い越して行った人がいたのだ。
その人がいなければ水際のヨシに止まっているカワセミを撮れたかもしれない。
そんな思いもしていた。
鳥撮りを始めて僅かな期間だが、これまでにも何度かこんな経験がある。
苦味を覚えることもあったが散歩する人を咎めることは出来ない。

虫撮りの時には経験したことのないようなことをこれから先いろいろと経験するだろうな。