五月人形

久しぶりの京都、佛大四条センターでの公開講座が面白そうだったので出掛けた。
ブッダの仏教 仏弟子の仏教 1>という12回の講座、それに講師はそれぞれのテーマに応じて仏教研究の第一人者5名が講師陣に名を連ねているのだ。

いい席をと思い早めに(45分前)教室に入ったが机の在る席はほぼ満席、予備に設えられているパイプ椅子の席に座る。
パイプ椅子の席はメモをとったり資料を広げたりするのがとても窮屈なのだ、そんなこともあるからと早めに教室に来たのに・・・・45分前ではダメだったのだ。
あまり早く教室に入っても退屈だとジュンク堂書店に立ち寄ったのと、人形屋さんのショーウィンドウに飾られた五月人形の素晴らしさに見惚れていたのが拙かったようだ。


京都に出た時は決まって四条通のこの人形屋さんのショーウィンドウを覗きこむ。
四季折々の行事に合わせて人形が飾られるのだ。
びっくりするような値札の付いた人形もしばしば見掛けることがある。

祇園祭の頃になるとショーウィンドウに飾られる小さな山鉾巡行の人形類は、何時見ても見飽きることがない。
時の経つのも忘れて覗き込んでいたこともあった。

今日は見事な五月人形を眺めながら遠い遠い時間の向こうの故里の光景を思い出していた、これがパイプ椅子に座る元だった。
5月の節句、いろんな思い出がある。