脱皮について

今日Amazonから届いた「月と蛇と縄文人」大島直行著・寿郎社に眼を通していて、カエルの脱皮のことを知り、あっ!と思った。

これまでチョウやトンボ、カブトムシ、アブラゼミの脱皮(羽化)のシーンを何度も見たし、それらを撮ってもいる。
また脱皮の痕跡としての脱け殻、カマキリやバッタ、クモ、ザリガニやエビ、カニ、蛇・・etcの脱け殻をいろいろと見てきた。
昆虫類、甲殻類、クモ類それに爬虫類が、成長するため脱皮しなければならないのは承知していた。
しかし、迂闊にもカエルが脱皮するとは知らなかったのだ。

カエルも脱皮するのだ、そんな思いだった。
第1章 縄文人のものの考え方 の中につぎのような文章があったのだ。

・・・・「月」だけでなく、ナウマン土偶における「女性」も、「蛇」や「蛙」も、「死と再生」を象徴すると指摘しています・・・(中略)・・・蛇や蛙も、脱皮を来り返すことから、月と同じように「不死」や「再生」を象徴するとナウマンは考えました。

この一節を読むまで蛙が脱皮することを知らなかったのだ。


若い頃はよく上司から、脱皮しなければ死ぬぞ、などとよく言われたものだ。