ヒメジョオンの群落

料理当番の買い物から帰った後、小さな谷間の山際にある農業用水槽へイトトンボを撮りに行くつもりで器材一式を用意していたが、あまりの眠さについ横になってしまった。
三方を開け放った寝室はさわやかな風が吹き抜ける、いつになく長い午睡だった。
イトトンボ撮りへは行けずだ。
料理の下準備は簡単に済むと思い、目覚ましにと散歩に出る。

雛壇上の住宅地の一段高い空き地にヒメジョオンが咲いているのを見つけ、階段を上ってみた。
空き地の半分近くがヒメジョオンで占められていた。

孫娘の愛犬PUKUさんが元気だった頃は、ほぼ毎日のように連れ立って散歩に出ていたから、住宅地の中の季節の移り変わる前兆や様子を見逃すことはなかったが、PUKUさんの脚の具合が悪くなってから一緒に散歩に出かけることもなくなり、季節の変化を見ることが随分減っている。
PUKUさんが元気だったらもっと早い時期にこの花を見付けただろうに。

ヒメジョオンの花の上でベニシジミナナホシテントウを撮る。