アオスジアゲハ飛び立つ

昨夜、雨に濡れた生け垣にアオスジアゲハがいるのを見付け持ち帰った。



街灯の明かりの下にいるアオスジアゲハを見付け、両手で包み込むようにして持ち帰ったのだが、翅が雨に濡れていた所為だろうか、それとも眠りに就いていたためだろうか、アオスジは妙におとなしいのだ。
資料整理などに使っているカゴに入れるが翅を閉じたまま動くこともない。

今朝見ると、鮮やかな翅を拡げたり閉じたりしていたが飛び立つ様子はなかった。
いつでも書斎の外へ飛び出していけるようにと、カゴを窓際に移し窓を開け放つ。

最初はアオスジの事が気になって眺めていたが、翅を拡げたまま一向に動き出す気配がないので、PCを立ち上げ調べ物を始めいつかアオスジのことを忘れていた。
調べ物が一段落して顔を上げるとアオスジはカゴから出て窓際にいた。

再び調べ物に戻り2度目に顔を上げた時にはアオスジはそこにはいなかった。
梅雨の晴れ間の明るい陽射し。対岸の長命寺山も沖島も爽やかに見える。
今日は呆けずに済みそうだ。