ヒサカキの花

夕方の散歩の折、足元の枯れ草の中からテングチョウが飛び立つのを見る。
今年初めて見るテングチョウだったので追いかけるが撮れずだった。
3月も半ばを過ぎたというのに未だ1頭のチョウも撮れていない。
寒さの所為もあって行動半径が狭くなっているのだ。暖かい陽射しが待ち遠しい。

テングチョウを追いかけていてヒサカキの花を見付ける。

この花のニオイは決して良いものではないが、春先を告げる代表的なニオイだと思う。
人工的に作られた庭園などで嗅ぐ花々の香りよりも、雑木林の林辺に漂うこの癖のあるヒサカキの花のニオイのほうが、私には何処かしら性に合っている。