台風18号は河川の氾濫、土砂崩れ、家屋の損壊など、各地に甚大な災禍をもたらしている。
昨夜半から明け方まで玄関先のアオキや金木犀の枝が折れるのではと心配なほど強風雨が荒れ狂っていたが、幸いにも我が家はほとんど被害もなかった。
台風の去った後AKIYAMAさんの菜園に行ってみた。
かなりの被害が目につく。
ゴーヤは吹き倒され、トマトの木もオクラも根元から折れている。
里芋の葉は破れ傘だった。
そんな被害を受けた菜園で、アゲハ、モンキアゲハ、モンキチョウ、イチモンジセセリの飛来を見た。ヤマトシジミとオンブバッタもいた。
イチジクの木には吹き飛ばされずに残っている熟した実にスズメバチが何匹も来ていた。
これらの虫たちはあの荒れ狂う嵐の中、何処に身を潜めていたのだろうか。
アゲハもモンキアゲハも菜園にいたのはほんの僅かな時間。
すぐ飛び去っていったが、見た限りでは2頭とも翅が傷ついている様子はなかった。
何処に隠れて小さな命を守っていたのだろうか。
嵐の後直ちに行動を始めている虫たちの命の強靭さに驚いていた。