キボシカミキリ

AKIYAMAさんの菜園のイチジクの木でキボシカミキリを見付けた。

キボシカミキリはイチジクの木を食害する嫌われ者だ。

一昨年まで菜園の斜面には大きなイチジクの木が三本在ったが、そのうち二本がキボシカミキリに食害され、樹勢の弱った木は根元から切り倒されてしまった。

残った一本の木も今のところはカミキリの食害の影響がまだ現れてはいないが、イチジクの木には何匹もキボシカミキリがいるのだ。
ここに居るカミキリがこのイチジクの木から羽化してきたとすれば、樹幹の中は幼虫が相当に食い荒らしていると思われる。

食害がこれからも続くとすれば樹皮の割れ目などに糞や噛み砕かれた木屑が出てくる、この様子にも注意していなければなるまい。

イチジクの木が三本在った頃は何度も沢山の実を頂戴し、自分好みのジャムを造ったこともあったが、今年はそれももう叶うまい。
カミキリにレンズを向けながらしきりにジャム造りのことを考えていた。
美味いイチジクジャムが喰いたい。