ハラビロトンボ

龍谷大瀬田キャンパスへの進入路の側に、古代製鉄(源内峠製鉄遺跡)の炉が復元されている。
瀬田キャンパスへ来る度にこの復元炉を見学してみようと思いながらも果たせずにいるのだ。
今日もこの復元遺跡のすぐ近くの小さな池まで虫撮りに行ったのに、復元炉まで行かずだった。

この小さな池で

昨年はイトトンボの交接飛翔やクモに捕食されているシーンなどいろいろ撮ることが出来たが、今回は僅かにクロイトトンボの姿を見かけるだけだった。

先日の途中・権現谷の棚田の土手でもイトトンボの姿をほとんど見かけなかった。
イトトンボの最盛期はこれからなのだろうか。
それとも何らかの事情でイトトンボの数が減少しているのだろうか。
小さな池で見たのは、クロイトトンボの他はハラビロトンボ、ヨツボシトンボ、サナエの仲間だけだった。
ハラビロトンボだけは多く見かけた。
その他の生き物は長いヤツだ。それも2匹。足元の草叢から池に泳ぎだした時はビクッとした

びわこ文化ゾーンの駐車場にはコナラなどが植栽されており、昨年はかなりの数のスズメバチが樹液を求めて来ていた。
スズメバチに注意と書かれた張り紙や立ち入り制限のロープまで張られていたほどだった。
捕獲調査用のトラップも2ヶ所に設えられていた。
そんな状況だったのに今年はスズメバチを一匹も見ずなのだ。
樹液を出していたコナラなど数本の木が根元から伐採されていた。
ハチが来ないのはこんなことが関係しているのだろうか。

昨年と同じようにいたのはサトキマダラヒカゲだけだった。