ベッコウバチの仲間

最近よく行く日当たりのいい南斜面の畑の土手で、意外なほど沢山のヤマトシジミを見る。
アカトンボが4匹、いなご、かまきり、アカタテハもいた。

それぞれが寒いこの時期の虫達とは思えない活溌さなのだ。
日当たりがよく北風を避けるのに格好の地形だから虫達が集まってくるのだろうか。

ビニールシート等を持参していれば土手下の枯れ草の上に敷いて、日向ぼこをしながらシジミチョウが戯れているのを楽しめるのに、呆けているのもいいだろう、そんな思いでいた。
頭の上の竹やぶではビワの花が咲き始めている。

もう随分昔だが、会社の同僚が健康にいいからとこのビワの葉で作ったお茶を飲んでおり、一時そのビワ茶に付き合わされたことがある。
彼はビワ茶だけでなくクマザサの葉などでも手作りし、他にも何種類かのお茶を試作していた。
そんな同僚からの音信が途絶えたのが何時の頃だったか思い出せないほど遠くなっている。

帰り道でベッコウバチの仲間のようなハチを見る。