アミメアリの獲物(3)

昨日の午後に見たアミメアリが沢山群がっているアオカナブンの事が気になり、起きだすと直ぐに様子を確認に行った。
 8月30日
アオカナブンの骸の様子は昨日の状態ではなかった。
鮮やかな緑色に輝く翅も頭部も喰い千切られて、散らばっていた。

それに骸の側に残っているアミメアリは僅か2・3匹だった。
獲物を細かく囓りとって巣に運んだのか、あるいは腹一杯に詰め込んで引き上げたのだろう。

カナブンの様子を見た後AKIYAMAさんの菜園に行く。
カミキリに食害されていたイチジクの樹は無残にも枝が切り落とされていた。
残る幹も切り倒す予定とのこと、その幹にはまだキボシカミキリがいた。
4匹を捕まえて帰る。

菜園の隅でアオイトトンボを見る。

ここで見かけたのは初めてだ。
アオイトトンボは何処からやって来たのだろうか。
アオイトトンボが羽化できるような水のある場所は全く思い当たらないのだ。
このトンボがどんな条件下で産卵・羽化するのか調べねばならない。

ボケ防止にいろんな調べ物をするのも大切だが、腕力も鍛え直さなくてはならない。
木の高みに居る虫のことを想定してツインストロボを装着したマクロ180mm・EOS5DⅡをも持ち出していたが、コイツが重いのだ。全重量2.8Kgを手振れしないように保持するのが大変だ。
一脚のお世話になると虫たちを追いかけるのに不便この上もない。
それともう一つ、マクロレンズを覗いているとフォーカシングの為に息を詰めている。
この息を詰めている時間が随分と短くなっているのだ。
狙った所に合焦の山が来るのが遅かったりすると息継ぎをしなければならない。
全てのものが劣化しているのだ、分かっていても寂しくなる。