キアゲハ蛹化の準備

飼育箱のキアゲハの終齢幼虫が、飼育箱の壁面にくっついて蛹化の態勢にはいっている。


昨夜遅く覗き込んだ時、ドロっとした黒褐色の体液が落ちていたから蛹化の準備が始まると思い、いつものようにサナギになってぶら下がるのに都合のいいようにと、準備しておいた木の小枝を食草のミツバの入った小瓶に差し入れた。
これまでの何度かの経験では、終齢幼虫はミツバなどの茎にはぶら下がらず、決まって食草と一緒に差し込んである木の枝に上って来、蛹化の態勢に入ったものだが、今回はなんと滑り落ち易い飼育箱の壁面なのだ、よく見ると滑り落ちた痕跡が見てとれる。
木の枝にぶら下がった時のように上手くサナギになれるだろうか。

小さな飼育箱なのだ、羽化の一連の過程を撮るためには一工夫しなければなるまい。