雪降り止まず

ひねもす雪が舞っている。
昨夜半からの降り止まぬ雪でも30センチほどの積雪しかないが、これがもし日本海側のような背丈を超える雪の量だったらと、想像するだけで身震する。
書斎の窓からは舞落ちて来る雪に隠れて眼下の琵琶湖は見えない。

降りつのる雪を雪国の人はどんな思いで眺めているのだろうか。
背丈をはるかに超える雪に閉じ込められた北国の生活は如何許りなんだろうか。
いろんな事を想像している。

雪降り止まず。
終日呆けていた。