シャクガの仲間

今日は防災訓練の日。
隣近所を誘い合わせての避難、自家発電機のかけ方、消火器の使い方、水のバケツリレーの訓練。
175人の参加者がいたが参加者の殆どが高齢者だ。住宅地が出来てから40数年も経つと住民が年老いていくのも当然のことだが。

避難集合場所へ行く途中のあるお宅の門扉に白い蛾が止まっているのを見つける。
一人だけの散歩の途次だったら即座に蛾を捕まえるのだが集団行動の最中では人の目もある、
訓練が終わった後一足早く会場を離れて捕まえることにした。

蛾はシャクガの仲間のシロツバメエダシャクガだった。

寒くなると蛾たちの姿を見ることも出来なくなる中で、真冬でも見られる蛾、フユシャクガやキノカワガを雑木林に見に行かねばなるまい。丹念に探せばフユシャクガの仲間をエサにしているカレハヒメグモやコアシダカグモを見つけられるかもしれない。
それに羽根のないフユシャクのメスも、その繁殖行動も見てみたいものだ。