写真展にて

「滋賀ブログ仲間による風景写真展」(大津市生涯学習センターギャラリー)を見てきた。
メンバー6名のなかなかの労作が展示されていた。
中でも私には新舞子浜の干潟の光景を切り撮った写真がいいなと思った。
最初見た時モノクロだと思って見ていたのだが、たまたま近くにいた作者(竹中勝子さん)の説明では、アンダーにして光の切り詰めを意図したとのことだった。
新舞子浜の干潟はあまりにも有名な撮影ポイント故に、この干潟の写真はよく見かけるが、竹中さんは計算された光量で、黒い干潟の砂浜と取り残された潮溜りの白い輝きをバランス良く切り撮っており、幻想的な抽象絵画にも似ていて感心した。

有名な撮影ポイントと言えば、新旭風車村の近くの湖岸のあの木も有名になりすぎてしまった。


この場所で秋の終り頃に星空を長時間露光で撮りたいと考えていたが、この計画は中止だ。
今回の写真展にもこの場所での星景写真が発表されていたから。
星景写真が撮れる場所を探さなければならない、まだ誰も撮っていない場所を。