エナガの少集団を見た

鳥撮りは今日は不作か、そんな思いで湖岸を歩いていて、湖に枝を突き出すように伸びている桜の木に小鳥の小集団がいるのを見つける。近づいてよく見るとヤツらはエナガの集団だった。桜の細い枝の茂みの中に10羽ほどいるようなのだが、ファインダーに捉えるのが容易でない。枝先に出てくるヤツを待って撮ることにし、一脚にカメラをセットした。

桜の枝先でコヤツは何かを啄んでいる。何かの虫の卵だろうか。樹液が出てくるには時期尚早だ。

桜の枝先からすぐ下の葦の茂みに下りる。茂みの中にも何羽かのエナガがいる気配がする。葦の茂みと桜の木の間を行ったり来たりしているのだ。

北海道にいるシマエナガが身を寄せ合って木の枝に一列に並ぶ「エナガ団子」の写真を見たことがある。眼の前にいるエナガも「エナガ団子」を作るようだ。どんな条件下で団子作りをするのだろうか。「エナガ団子」見てみたいものだ。エナガをよく見掛ける森林公園を知っている。遠方だが時折には出掛けて見なくては。

冬日好天、いい一日だった。