カワウとチュウサギ

琵琶湖に流れ込む小さな川の河口でカワウとチュウサギのコラボを見る。
カワウは何を狙っているのだろうか、チュウサギの前を行ったり来たりしているのだ。
チュウサギも時に小走りにカワウの後を追いかけることもあった。

何度かそんな行動を繰り返した後、カワウが潜水から貌を出した時咥えていたものは、小魚ではなく水草の茎のようだった。
今の時期巣作りするとも思えない、何に使うのだろうか。

カワウが沖のエリに向かって飛び去った後は、チュウサギの小魚捕りを暫くの間眺めていた。

チュウサギの小魚捕りを狙っていたすぐ前の草むらで薄緑色のイトトンボを見付ける。
イトトンボの種は判らないが今季の初見だ、チュウサギそっちのけでレンズを向けたが、小さな小さなイトトンボ、鳥撮り用の150-600mmのAFモードでは捉えようがない、MFにして試みたが撮れずだった。

イトトンボ撮りのポイントへ近いうちに行ってみよう。

秋天好日 呆けずに済んだ。