農夫とキジ

昨日はフィールドにいたのは2時間ほどだったが、収穫の多い日だった。耕作放棄地Bブロックの隣の田圃でキジの居眠りを見た後、オオジシバリの黄色い花が咲き誇る畦道を横切っていてキジを見つけ三脚を立てた。

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一瞬だがメスの姿を見掛けたので再び現れオスと並ぶところがあればと思い出現するを待つ。しばらくして軽トラが停まり農夫が降り立つのを見てレンズを引いた。

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農夫が畑で2畝ほど掘り返す間のかなり長い時間、コヤツは不動の姿勢で身動き一つしないのだ。ファインダを覗き続けていることもできずしばし顔を上げていた。不意に甲高い啼声、母衣打ちが始まるのだ、急いでファインダを覗きこんだが一呼吸遅かった。
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母衣打ちが終わった後も同じ姿勢を続けていた。農夫が一仕事終え帰り始めるのをみて老爺も三脚からカメラを下ろした。

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この後、Cブロックの西の外れで3度目の母衣打ちを撮る。

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田圃道にいたのは2時間ほどだったが思わぬ枚数を撮っている、683ショット。取捨選択していて、トリミングして展覧会用の作品・半切などを作り出すとすれば、使用中のEOS7D・Markの2020万画素数では思うようにならないだろうと感じていた。高画素を有するカメラが欲しい。4000万画素数のカメラをcanonは最近売り出している。10年も前だったらその高価なカメラも手に入れようとしただろうが、残り少なくなっている老爺は減価償却しきれない無駄な投資になるよと、自分に言い聞かせ、諦めている。ブログ用の写真なら今のカメラで十分じゃないですか。