小さな小さな虫たち

草叢を覗き込んでいて一枚の草の葉の上に、タデマルカメムシ(4-5mm) アシナガアリ(4mm)彼らよりも少し大きいハエトリグモ(10-12mm) 3体がいるのを見つける。

しばらく見ていたが一定の距離を保ったまま動かないのだ。
この距離は一種の個体間距離という微妙な間合いなんだろうか。
どれかが動き出したらそれにつれて他の2匹も動き出すのだろうか。
最初に動き出すのは獲物を捕食する為のハエトリグモだろうか。
いろんなことを想像していた。

タデマルカメムシたちがいた近くの笹の葉にマメコガネが来たのを見つけレンズを振る。

数ショットしてから元の位置に戻ろうとして足を滑らせ笹原に膝をつく。
立ち上がって見た時には、マメコガネも草の葉の上にたタデマルカメムシアシナガアリもハエトリグモも、姿を消していた。

虫たちとの出逢い、好日だった。