女王蜂だろうか

買い物から帰った時、階段下の路肩でアシナガバチがいるのを見付けた。
飛び立たないことを願いながらカメラを取りに2階の書斎に駆け上がる。
カミサンは何事ですかと言わんばかりの視線だった。




路肩にいたのはキアシナガバチ、このハチの仲間は11月も半ばを過ぎるとその寿命が終わる。
ただ女王蜂だけが次の世代に命を繋ぐために越冬するのだ。
さすれば、今目の前にいるこのハチは女王蜂だろうか、こんなことを考えながらモニターを覗いていた。

女王蜂は越冬場所としてどんな条件で場所選びするのだろうか。
女王蜂が集団で越冬していたとの写真やレポートを見たことがあるが、その越冬場所についての詳細な記述はなかった。
いずれにしろ沢山のハチが集まってくるということは、越冬には格好の場所なんだろう。

キチョウの越冬もテントウムシの集団越冬もそしてアシナガバチの越冬も探さなくては。
課題が多いということはボケ防止の為にはいいことですよ、老兵に言い聞かせていた。

夕方の散歩に出かける時にはキアシナガバチの姿は周辺には無かった。
無事に越冬できることを祈ろう。