ユリを喰う虫

階段の石垣の僅かな隙間にタカサゴユリが根を下ろしている。
このユリが今年初めて花をつけた。
 8月16日撮影
この花が今では種鞘に変わっているのだ。
この種鞘を囓っている体長4cmくらいのイモムシがいるのを、3日ほど前から見付けていた。
Webの図鑑で調べてみるに、イモムシはシロシタヨトウの幼虫のようだ。


シロシタヨトウの幼虫の食草は、キャベツ、ホウレンソウ、ソバ、ダイズなど。
多食性で野菜類の害虫になるとのことだ。

玄関先や庭にはタカサゴユリが沢山あるが、これまでユリの種鞘を囓っているのを見たことがない。Webで調べてみてもユリを食する関連のものは見当たらずだった。

種鞘には幾つもの食痕がついている、これから先どんな結果が出現するのだろうか、それにシロシタヨトウの幼虫はこのユリで蛹化するのだろうか。
越冬はサナギでするのだ。
楽しみが一つ増えた。