技術を磨く

ブックマークしているブログの一つに、鉄道写真家中井精也さんの「1日1鉄!」がある。
「ゆる鉄」と称される写真や中井さんの風貌に惹かれてブックマークしていたのだ。
今日このブログをまとめて読み直していて、はっとさせられる文章に行き当たった。

中井さんには「葉っぱイルミネーション」と名付けている撮影方法がある。
これは近景の木の葉っぱ等を丸ボケさせその向こうに電車を撮る、中井さんの得意とするワザだ。この技術を使って沢山の素晴らしい作品を発表してこられている。

そんな言わば自家薬籠中のワザであるにもかかわらず、いま以ってそのワザを進化させようと練習しているのだ。
「今日は望遠でなく 標準レンズでチャレンジ。ボケを生み出す被写体との距離感とか、ギラリ状態でどこまでハイキーにできるかなど、いろいろ練習しました」と書かれているのだ。

これを読みながらガツン!と一発食らった思いだった。
プロでも、あるいはプロであるが故に技術の研鑽を怠らないのだ。
素人のオマエさんはこれまでレベルアップの為に何をしてきましたか、自問している。
幾つもの課題を突きつけられている。
いい写真を撮りたい、そんな思いを満足させるためにも、課題にチャレンジしなければ。

この写真にも課題を見付けた。
虫撮り、Cooking、読書 これらにも思えば幾つもの課題がある。
磨きをかけねばならない技術がある。