雑木林にて

比良連山の一つ釈迦岳山麓の雑木林へ行く。
数年前までは棚田のあぜ道を通ると雑木林に潜り込めたが、今では獣除けの電気柵などが張り巡らされていて、目的の雑木林には遠廻りをしなければ入れなくなっている。
苦労して目的の雑木林に潜り込んでみたが、収獲はあまりなかった。
人の手が入らなくなって久しいのだ、林の中は荒れていた。

陽の当たる林縁の木でウラギンシジミ、コガタスズメバチ、ウスバツバメを見る。

雑木林の下の棚田も耕作放棄され背の高い雑草やススキが生茂っていた。
この棚田では稲刈り後の水溜りで産卵するアカトンボがよく見られたが、今やその面影は全く無い。