虫撮り不発

比良颪の風は冷たいが絶好の虫撮り日和だ、蓬莱山の山麓の雑木林に出掛ける。
4時間近く雑木林や棚田を歩きまわったが虫撮りは全くの不猟だ。
春未だ遠い状態では不猟でも仕方ないよと自分に言い聞かせながら歩いていた。

比良山系山麓の棚田は何処へ行っても万里の長城よろしく獣避けの電気柵が張り巡らされていて、10年程前のように容易に棚田を横切って次の雑木林へ行くことが出来ない。
それに場所によっては竹林にも電気柵が設けられている所もある。
筍の季節になるとイノシシがやって来て、土中の筍まで上手に掘り出し食い荒らすという。
イノシシや鹿の獣害は相当に酷いようだ。

棚田の土手でヒメオドリコソウを撮る。

電気柵がなければ撮りようもあったが柵の向うでは思うようにならない。

今日の機材

カメラ2台、ツインストロボ、28〜105mmズーム、ローアングル用三脚たかだかこれだけの機材なのに、雑木林の中での薮漕ぎにふうふう言ってるのだ、悲しくなる。