「よだか」はなぜ星になったのか

Cドライブの空き容量が減ってきている所為か、デスクトップの動作が鈍くなり始めている。
Dドライブには160Gを超える空き容量があるのでパーティションの切り直しをやろうと準備に掛かり、データのバックアップをしていて、思いもかけぬ意外なファイルを見つけた。

”「よだか」はなぜ星になったのかー宮沢賢治よだかの星」における神話的景観をめぐってー”という岩手大学木村直弘教授が大学の研究紀要に発表した論文だ。

何時どんな理由でこの論文をパソコンに取り込んでおいたのか、全く思い出せない。
宮沢賢治についても過去に関心があった訳でもないし、彼の作品を読んだこともない。
かろうじて私の中で宮沢賢治に結びつくものといえば、あの有名な詩「雨ニモマケズ」を思い浮かべられることくらいだ。それも最初の僅かな部分だけだ。

なぜこの論文を読もうとしたのだろうか。
パーティション切り直しの為の作業を放り出してこの論文を読みにかかる。
5ページほどしか読んでいないが非常に面白そうな内容だ。
余計なものを見っけたという感じだがじっくり読んでみよう。

僅かなページを読んだだけだが、「神話に現れる動物」とか「神話的思考とは」等のことに興味があり調べていたことがあった、このこととどうも結びつくようだ。
それにしても厄介なものを見付け出してしまったものだ。