利己的な遺伝子

終日雨模様。
孫娘(中1)が左股関節が痛いというので、カミサンと二人で近くのY整形外科へ連れて行く。
「腸骨骨端炎」という診断だった、どうもスポーツ(バスケット)のやり過ぎが原因らしい。
症状としては軽症のようなので一安心だが、それでも孫娘のことが気になっている。

自分の子どもが病気になった時でも余程のことがないとカミサンに任せきりで、病院に連れて行った記憶が殆ど無いことを思い出している。
「孫が可愛い」この感情の奥底に在るものは、あのリチャード・ドーキンスの云うところの「利己的な遺伝子」の所為だろうか。

リチャード・ドーキンスの著作は読んだことがないが、この利己的な遺伝子を重要なキーワードにして人間のいろんな行動を描き出した竹内久美子の「そんなバカな! 遺伝子と神について」など一連の著作を読んだことがある。
*浮気人類進化論
*浮気で産みたい女たち
*パラサイト日本人論
通勤電車の中で読み耽ったあの頃が妙に懐かしい。

「人間は遺伝子を運ぶ器にすぎない」
確かに遺伝子を一世代でも先へ運ぶことが重要だとしたら、子よりも孫が大事なのだ。
しかも私にとっては二人しかいない孫たちなのだから、ちょっとした事でも気になるのだ。
明日も晴耕雨読(晴撮雨読)だろうか。