バスボートとオオバン

昼下がりに出掛けた湖では、僅かにオオバンカルガモの姿とバスボート1隻を見かけただけだった。なんとも寂しい風景だった。1ショットして早々に引き上げる。

 

帰りはいつもの漁港に立ち寄る。漁港にも水鳥の姿はなく釣り人の姿もなかった。

北からの風は寒々しいが陽射しがいい所為で、小さな漁港の駐車スペースに停めた車の中は暖かく、漁船の修理の様子を眺めながらうっらうっらしていた。

修理しているのは年のいった親子のようだった。上から覗き込んでいる親父が時折指さして何かを指示しているようにも見える。どんな会話がなされているのだろうか。晩秋の長閑な光景をうっらうっらしながら眺めていた。