赤いトラクターとカルガモ

水田で代掻きのトラクターや田植え機が活動し始めると鳥と人との共演が見られるようになる。
コサギやカラス、ムクドリ、ケリ、セグロセキレイなどが農作業する人のすぐ近くまでやってくるのだ、トビが急降下してきてカエルを持ち去るのを見たこともある。

今日は代掻きの赤いトラクターとカルガモの共演を撮った。

田植が一段落する5月の半ば頃までは鳥と人との共演を狙って通わねばなるまい。

キジの姿は全く見掛けずだった、啼き声もなかった。
見渡す田圃では、トラクターが5台、農作業の人は21人、この賑わいではキジも出て来られなかったのだろう。

お昼過ぎ人の気配が失くなるとやっとキジのペアが姿を見せた、田圃5区画ほど先の畦道だ、150-600mmでは如何ともし難い、諦める。

ギヨッ、ギヨッ、ギヨッ、チチチチッという啼き声は、2週間ほど前からフィールドに来る度に耳にしていたが、姿を見掛けることはなかった。そのオオヨシキリを今季初めて見る。