和邇川(大津市)の河口近くで川中に堆積した土砂を取り除く作業が現在進行中だ。
そんなこともあって若鮎の遡上が阻まれ、落差工下の水溜や魚道には鮎の姿はなく、鮎を捕食に来るチュウサギやコサギ、アオサギの姿も見当たらないのだ。
今日は遡上する鮎を捕食に来るサギたちを見たくなり、安曇川北流のヤナ場まで出掛けた。
捕食のシーンが見られれば土手道から河原に下りるつもりでかなりの時間粘っていたが、一向にその気配がないのだ。
双眼鏡で覗いていても、小さな段差のある水流を昇ってくる鮎の姿は見つからない。
川中に立っているチュウサギが何羽もいたが、いづれも水中に貌を突っ込む様子はなかった。鮎の遡上が少ないのだろうか。
捕食のシーンは諦めアオサギたちを相手に飛翔体撮りだ。
ヤナ場のある場所から下流にかけて、チュウサギやコサギ、アオサギの集団、それにトビの集団もいるのだ(不思議とカワウは見掛けなかった)飛びもの撮りの絶好の練習場所、面白いシーンが撮れるかもしれない。