コスズメの幼虫

買い物に出掛ける時、ブロック擁壁の排水穴の縁にコスズメの終齢幼虫がいるのを見付けた。

いつもだったら幼虫をポケットにねじ込んでいるポリ袋に入れるのだが、既にコスズメのサナギを2個持っていることもあり、終齢幼虫はそのままにしておいた。
今年は何故かこのコスズメの幼虫をよく見かける、遠出した時に路端で見たのを合わせると、5匹見たことになる、こんな経験は初めてだ。
2時間後買い物から帰った時には終齢幼虫はもういなかった。

いなくなると妙に終齢幼虫のことが気になり擁壁に這うツタの間を探した。
ツタの葉の下にいた、枯れたツタの蔓にぶら下がっているのだ。

元いた場所から5m近く離れたところに来ていた。
コスズメの終齢幼虫の動きが結構速いのは承知している。
先日もJR湖西線蓬莱駅の近くで道路を横切ろうとしていた終齢幼虫を見たが、えっ!と思うほどの動きだったことから、5m近く離れた葉裏に辿り着くまでどれ位の時間がかかったのだろうか、時速に換算したらどれ位のスピードになるだろうか等と想像していた。

秋日好天だったが虫撮りにも野鳥撮りの練習にも行かず呆けていた。
夕方の散歩の折、草叢のセイタカアワダチソウの花に、ツマグロヒョウモンヤマトシジミイチモンジセセリ、チョウセンカマキリがいるのを見た。
レンズは向けずだった。