チョウの眠り(3)

午後6時過ぎの草叢、眠りにつくベニシジミ、ナツアカネ、キアゲハを見た。

ベニシジミとナツアカネが上下になるように草の葉に止まっているのだ、ワンフレームにうまく収まるポジションを探して、そっと草叢の中を移動する。
僅かな草擦れにナツアカネは敏感に反応して翔び立ったが、ベニシジミは全く動かなかった。
至近距離にレンズを近づけても無反応なのだ、翔び立つ気配はなかった。


ベニシジミ2個体ともぶら下がって眠りについているようだ。
これまで夕方に見かけたベニシジミは決まってぶら下がって眠っていた、この姿はベニシジミの習性なんだろうかと思ったりする。


少し離れた草叢では、キチョウも眠りについていた。
接近していろんな角度からレンズを近づけたが翔び立つことはなかった。
日中だったら敏感に反応するのに、コイツは熟睡しているのだろうか。