雨の中を京都へ

お昼をご馳走してくれるということだったので、雨の中、建仁寺近くの八坂通まで出掛ける。
年々歳々味覚が劣化しているのではと思うことがしばしばなのだが、今日は久しぶりに、季節の素材を使って出してくれる懐石を一品一品堪能することができた。
雨の中をわざわざ京都まで出てきた甲斐があった。

帰りの車の中で、いつだったか写真仲間のTさんに教えてもらった、黄檗萬福寺普茶料理のことを思い出していた。
本格的な普茶料理は経験していないのだ、妙に喰いたくなっていた。
スギ花粉の時季が終わったらカミサンを誘い出さねばなるまい。
あれが喰いたいこれが喰いたい、食いしん坊が頭をもたげているのが嬉しくなっていた。

建仁寺に寄る。
人気の少ない真冬の早朝に来てみたくなっていた。